2010年04月
今日は時期的に、通常の語学学習ビデオではなく、一般的な英会話学校のビジネスモデルについて触れてみたいと思います。
まずは、定義づけからです。
旧英会話学校:古くから街中を中心にあるリアルの英会話学校。
新英会話学校:2005年頃から本格運用され始めたネット上の英会話学校。
NOVAのお茶の間留学は90年代後半からありその先駆けでもありました。ただし機器のレンタル料に10万近いお金や、使用に色々と制限(ISDN回線のみ)などから時期尚早の感があり残念でした。
まず一般の英会話学校からです。
一般的な街中にある英会話学校は、皆さんご想像できるように、人通りの多い駅前を中心にスクールを構えそれにかかる賃借料などは結構なものです。またご存じのように広告費もかなりかけています。
ですので、講師の人件費以外に、売上に占める広告費、賃料の割合が大きいのが特徴です。一般的な語学学校のビジネスモデルは下記のような割合を想定していると言われます。
┌──────┬────┬────┬────┬──┐
│講師人件費 │教室経費│ 広告費│他の経費│利益│
│ 約3割 │ 約2割│ 約2割│ 約2割│1割│
└──────┴────┴────┴────┴──┘
あくまでモデルですので、各学校によってその割合は変動しますし、景気要因などで利益率が圧迫されることもあります(以前話題になったNOVAですが、年間売上450億ほどで、広告費に年70-80億くらい投入していたと言われます。)。
次にネット英会話スクールになりますと、おおよそ下記のようになります。
┌──────┬──┬-─―─ ┬──
│講師人件費 │広告│他の経費│利益│
│ 約5割 │1割│約3割 │1割│
└──────┴──┴-─―─-┴──
こちらも各学校によって異なります。講師強化したいところでは人件費が6-7割を占めるところもあれば、人件費を減らして、広告費を3-4割占めるところもあります。「他の経費」の詳細ですが、これは運営事務所経費や講師採用活動費などもそうですが、ネット上でのレッスンをサポートするサポートチームの経費や、システム構築費、サーバー費用、リアルの学校と同様の教材開発費などがあります。
長くなりましたので、ここできりますが、次回中編では新旧英会話学校それぞれのメリット・デメリットをみていき、最後の後篇では、今後英会話業界はどのような再編がなされているかに触れてまいりたいと思います。![]()









ビデオで学ぶ中国語発音特訓。