9月
30
現代技術の発達により、地球の隅々までの正確な地図が簡単に手に入るようになった。
google先生に聞けば世界中の地図(なんならその場所の写真まで)を提供してくれるし、みんな大好きウィキペディアに聞けばその場所がどんなところか教えてくれる。インターネットに集まった叡智は偉大である。
そんな現代叡智のおかげで、かつてドイルや小栗虫太郎など多くの小説家が想像したロストワールドも人外魔境も無いとわかった。
もう想像の入る余地の無いくらい調べ上げられたこの世の中で、地図を描くという事にどれほどの意味があると言うのか。
オープンストリートマップ:ジャパン
http://www.openstreetmap.jp/
簡単に言うとGPS装置を持って町に出て歩き回って地図を描こうというプロジェクト。 出来た地図はオープンソースなので色々なところで自由に使えちゃうというしろもの。
この話を社内ですると「googleでいいやん」という意見が大半。そんな彼らにはこう言ってやります。
「自分たちで作る地図にこそ意味がある」
と。
大地震となれば道路はあちこち使えなくなり、場合によっては土砂崩れなどで地形が変わってしまうかも知れません。
そんな時、有志がこのOpenstreetmapで最新情報をじゃんじゃん付け加えていきました。
衛星写真から新しく道路を書き直し、避難地の学校を「避難キャンプ」に書き換え、倒壊した建物や物資補給所、地滑りの発生している場所、飲み水のある場所をマーキングしていったのです。たしかに地元住民はインターネットどころでは無いのでマップは役に立たないかも知れません。
しかしこの作業は、国連が派遣している支援チームを支えていたのです。
そのハイチの地図がこれです。
http://haiti.openstreetmap.nl/
※これをオフラインで見られるiPhoneアプリがあるらしいです。もちろん無償。
おそらくgoogle先生の地図はこんな対応はしてくれません。
自分たちで作った地図だからこそ、用途に合わせて書き換える事ができるのです。
その他に、google先生も知らない山道や側道を加える事もできますし、地元住民が歴史的に使っている古い街道名なども付け加える事ができます。

イギリス中心地の地図。さすが大都会。ほとんどの道が網羅されています。とはいえ、行った事無いので網羅されているかどうかはよくわかりません。
一方

東京の千代田区、四ッ谷周辺。結構拡大してますが、うーん、なんかもっと道があったような気がしないでもない。
そして我々の地元はどうかというと・・・

ほぼ未開の地!!!
何もございません。
かろうじてある道路も最近我々で調査して描き加えたものです(一部、この活動の存在を教えてくれた教授のお力添えもあります)。
調査に関しては、iPhoneで専用アプリ(無償のGPS記録ソフトでもOKですし、OSM専用の有料アプリもあります)を起動し、車のダッシュボードにおいてぐるぐるまわるだけ。自動的にGPSから緯度経度を記録してくれるので、お手軽に調査は完了します。
iPhone以外でもGPSロギングのできる機器ならOK。
1:データをロギング
2:データをOSMサーバにアップロード
3:アップロードしたデータをなぞる感じで地図(道路)を描く
4:描いた道路に名称やサイズなんかのデータを投入して完成
という流れで地図ができていきます。
道路以外に店舗情報なども付け加える事ができるので、新規オープン店を見つけたら書き加える事もできます。
GPSロガーはないけどiPhoneなら持ってる!という方は是非公式サイトをお読みの上参加してみてください。
また、GPSロガーもiPhoneも無いという方はも参加できます。GPSデータはアップされているものの、地図描画まで手がまわっていない地区が多くあります。そうした地図描画を行う事はOSMでも重要な役割の一つです。
そして、ソフトピア周辺でアップされまくったGPSデータから、誰か地図描画してください・・・お願いします・・・
そしてなによりGPSで「記録する」という行為は、かつての探検家が感じただろう未開の地を踏破する高揚感を得られ、その記録から「地図を描く」という行為は、かつての支配者達が自分の領土を得た時に感じただろう達成感を得られるかも知れません。
なんでも簡単に得られるようになった現代だからこそ、苦労してなにかを作り上げるという事に意味があるような気がします。
google先生に聞けば世界中の地図(なんならその場所の写真まで)を提供してくれるし、みんな大好きウィキペディアに聞けばその場所がどんなところか教えてくれる。インターネットに集まった叡智は偉大である。
そんな現代叡智のおかげで、かつてドイルや小栗虫太郎など多くの小説家が想像したロストワールドも人外魔境も無いとわかった。
もう想像の入る余地の無いくらい調べ上げられたこの世の中で、地図を描くという事にどれほどの意味があると言うのか。
レッツ地図描き!
という大それた話では無く、みんなで地図を描くというお話です。オープンストリートマップ:ジャパン
http://www.openstreetmap.jp/
簡単に言うとGPS装置を持って町に出て歩き回って地図を描こうというプロジェクト。 出来た地図はオープンソースなので色々なところで自由に使えちゃうというしろもの。
この話を社内ですると「googleでいいやん」という意見が大半。そんな彼らにはこう言ってやります。
「自分たちで作る地図にこそ意味がある」
と。
ハイチを描こう!
以前おきたハイチの大地震は皆様覚えておられることと思います。大地震となれば道路はあちこち使えなくなり、場合によっては土砂崩れなどで地形が変わってしまうかも知れません。
そんな時、有志がこのOpenstreetmapで最新情報をじゃんじゃん付け加えていきました。
衛星写真から新しく道路を書き直し、避難地の学校を「避難キャンプ」に書き換え、倒壊した建物や物資補給所、地滑りの発生している場所、飲み水のある場所をマーキングしていったのです。たしかに地元住民はインターネットどころでは無いのでマップは役に立たないかも知れません。
しかしこの作業は、国連が派遣している支援チームを支えていたのです。
そのハイチの地図がこれです。
http://haiti.openstreetmap.nl/
※これをオフラインで見られるiPhoneアプリがあるらしいです。もちろん無償。
おそらくgoogle先生の地図はこんな対応はしてくれません。
自分たちで作った地図だからこそ、用途に合わせて書き換える事ができるのです。
その他に、google先生も知らない山道や側道を加える事もできますし、地元住民が歴史的に使っている古い街道名なども付け加える事ができます。
で、どんな地図?

イギリス中心地の地図。さすが大都会。ほとんどの道が網羅されています。とはいえ、行った事無いので網羅されているかどうかはよくわかりません。
一方

東京の千代田区、四ッ谷周辺。結構拡大してますが、うーん、なんかもっと道があったような気がしないでもない。
そして我々の地元はどうかというと・・・

ほぼ未開の地!!!
何もございません。
かろうじてある道路も最近我々で調査して描き加えたものです(一部、この活動の存在を教えてくれた教授のお力添えもあります)。
調査に関しては、iPhoneで専用アプリ(無償のGPS記録ソフトでもOKですし、OSM専用の有料アプリもあります)を起動し、車のダッシュボードにおいてぐるぐるまわるだけ。自動的にGPSから緯度経度を記録してくれるので、お手軽に調査は完了します。
iPhone以外でもGPSロギングのできる機器ならOK。
1:データをロギング
2:データをOSMサーバにアップロード
3:アップロードしたデータをなぞる感じで地図(道路)を描く
4:描いた道路に名称やサイズなんかのデータを投入して完成
という流れで地図ができていきます。
道路以外に店舗情報なども付け加える事ができるので、新規オープン店を見つけたら書き加える事もできます。
GPSロガーはないけどiPhoneなら持ってる!という方は是非公式サイトをお読みの上参加してみてください。
また、GPSロガーもiPhoneも無いという方はも参加できます。GPSデータはアップされているものの、地図描画まで手がまわっていない地区が多くあります。そうした地図描画を行う事はOSMでも重要な役割の一つです。
そして、ソフトピア周辺でアップされまくったGPSデータから、誰か地図描画してください・・・お願いします・・・
やがて得られるものは
こうして地元をiPhone片手にぐるぐる回る事で、意外な道の発見や、知らない景色に出会えるかも知れません。獣道のような山道でも記録すれば、Google先生も知らないハイキングコースができるかも知れません。そしてなによりGPSで「記録する」という行為は、かつての探検家が感じただろう未開の地を踏破する高揚感を得られ、その記録から「地図を描く」という行為は、かつての支配者達が自分の領土を得た時に感じただろう達成感を得られるかも知れません。
なんでも簡単に得られるようになった現代だからこそ、苦労してなにかを作り上げるという事に意味があるような気がします。








